井原 正巳
2007年06月07日
反町ジャパン全勝突破!シード権有力
Posted by
biwafoot
at
23:01
│Comments(
0
)
反町ジャパンに追い風が吹いた。北京五輪出場を目指すU―22日本代表の最終予選シード権獲得が有力となっていることが6日、分かった。この日は、2次予選最終戦でマレーシアと対戦して3―1で快勝。DF長友佑都(20=明大)、MF鈴木修人(21=早大)の大学生コンビの活躍もあり、主力を大量に欠きながら全組で唯一、全勝で2次予選を突破した。
終了の笛が響くと、反町監督は江尻コーチ、川俣GKコーチらとベンチでガッチリと握手を交わした。「大きくメンバーを入れ替えて勝利したことで、今回呼ばれなかった選手も刺激を受けたと思う。それがチームのレベルアップにつながっていく」と手応えを口にした。
“消化試合”を有効利用した。すでに最終予選進出を決めていたため、2次予選に181分以上出場した主力選手を温存。初招集の7選手をピッチに送り出し、新戦力を積極的にテストした。それでも16本のシュートを放つなど、マレーシアを圧倒。本来は主力ながら招集を見送られたFW李が「僕らが(3月14日にアウエーで)2点しか取れなかった相手に3点取った。危機感を感じる」と話すなど、1勝以上の価値を持つ一戦となった。
朗報も届いた。試合前日の5日に非公式ながらアジアサッカー連盟から大会規定に関する通達があり、13日に組み合わせ抽選が行われる最終予選のシード権争いのポイントに、昨年末のドーハ・アジア大会の成績(日本は1次リーグ敗退)が加味されないことが判明。04年アテネ五輪の予選、本大会と、北京五輪2次予選の結果が対象となることで、最終予選でのシード権獲得が有力となり、韓国、イラクなどの強豪国と同組になる可能性が低くなった。
それでも田嶋専務理事は「サウジアラビアなどもおり、簡単には勝てない」と警戒。反町監督も「これからは30~34人のラージグループの中でチームをつくることを考えている」と強化プランを語った。すでに井原コーチらスタッフをライバル国の偵察に派遣するなど準備を進めている。最終予選まで約2カ月半、反町ジャパンはさらなるレベルアップに向けて模索を続けていく。
終了の笛が響くと、反町監督は江尻コーチ、川俣GKコーチらとベンチでガッチリと握手を交わした。「大きくメンバーを入れ替えて勝利したことで、今回呼ばれなかった選手も刺激を受けたと思う。それがチームのレベルアップにつながっていく」と手応えを口にした。
“消化試合”を有効利用した。すでに最終予選進出を決めていたため、2次予選に181分以上出場した主力選手を温存。初招集の7選手をピッチに送り出し、新戦力を積極的にテストした。それでも16本のシュートを放つなど、マレーシアを圧倒。本来は主力ながら招集を見送られたFW李が「僕らが(3月14日にアウエーで)2点しか取れなかった相手に3点取った。危機感を感じる」と話すなど、1勝以上の価値を持つ一戦となった。
朗報も届いた。試合前日の5日に非公式ながらアジアサッカー連盟から大会規定に関する通達があり、13日に組み合わせ抽選が行われる最終予選のシード権争いのポイントに、昨年末のドーハ・アジア大会の成績(日本は1次リーグ敗退)が加味されないことが判明。04年アテネ五輪の予選、本大会と、北京五輪2次予選の結果が対象となることで、最終予選でのシード権獲得が有力となり、韓国、イラクなどの強豪国と同組になる可能性が低くなった。
それでも田嶋専務理事は「サウジアラビアなどもおり、簡単には勝てない」と警戒。反町監督も「これからは30~34人のラージグループの中でチームをつくることを考えている」と強化プランを語った。すでに井原コーチらスタッフをライバル国の偵察に派遣するなど準備を進めている。最終予選まで約2カ月半、反町ジャパンはさらなるレベルアップに向けて模索を続けていく。