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●第35回ツーロン国際大会 グループリーグ
6月2日(土)19:00(日本時間26:00) U-21フランス 5-1 日本(Stade Perruc - HYERES)
※40分ハーフ
得点者:18'BONNET(フランス)44'ハーフナー(日本)57'LUIVION(フランス)'60 BOUKARI(フランス)'67 REMY(フランス)、'76FATY(フランス)
-----------
U20ワールドカップへ向けメンバーの組み合わせのテストが重要な目的でもあり、ツーロン国際大会2戦目フランス戦はメンバーを福元洋平(大分)、槙野智章(広島)以外の9人を入れ替えて臨んだ。布陣はいつモノどおりの4-4-2だが、右サイドバックに本来はセンターバックである槙野を置いた変則的な形を敷いた。
結果は既に出ている通り1-5でフランスに惨敗。国際Aマッチデーや、09年のU21欧州選手権の予備予選出場のために一線級の揃わないU21フランス代表とは言え、力の差は歴然としていた。特にフィジカル面において、通ると思ったスルーパスに追いつかれる場面や、競り合いで吹っ飛ばされる場面もあった。青木孝太(千葉)が「相手のスピードに試合中混乱した」と言えば、森重真人(大分)は「相手が強くって、試合が楽しくって顔がにやけてきた」と話す。選手たちもピッチ上で力の差を感じていたわけだ。
試合を終えて見ればシュート数は27-2。圧倒的に攻め込まれる時間帯が長かった。それでも3失点目を喫するまでは引き分け以上の結果を予想させる試合展開に「(初戦のベストメンバーからがらりと入れ替えている)このメンバーでよくやったと思う」と吉田監督は、手ごたえを口にした。
攻められながらも耐えていた前半18分、セットプレーからの流れで最後は右クロスから中央であわせられ、ヘディングシュートを決められる。この際ついていたディフェンダーが転ばされており、駆け引きで負けた格好だ。このまま0-1で前半を折り返すと後半4分、今度はピッチ中央でハーフナーマイク(横浜FM)が相手に押されたところでフリーキックを得る。すばやいリスタートから最後は森重からの縦パスを中央で平繁龍一(広島)が受けターンし、ディフェンスラインのウラへヒールで出したパスがハーフナーに通る。これをハーフナーが追いついて決め同点に。ドイツ戦の再現かと思われたが、地元フランスは一味違った。その13分後、右サイドからのフリーキックを一旦はGKがはじくものの最後は逆サイドでつめられ勝ち越しを許す。するとその3分後にも失点。GKのミスにも見えたこの失点で、選手たちの集中力が音をたてて切れ、試合はこの時点で決着がついたといえる。この後、梅崎司(グルノーブル)、河原和寿(新潟)といった攻撃的な交代も実らず更に2点の追加点を浴びて試合を終えた。
森重に言わせれば「普段試合に出ていないこともあり、体力的に切れたことが一番の問題」と言う。吉田監督は「速さとか強さに慣れてないが、修正能力はある。今日はセットプレーからやられ、ショックで組織が崩れた。粘り強く戦うための意識付けという意味で大会前に経験出来てよかった」と話した。格上相手に、厳しい試合となったことも事実だ。だが、本番では最終的に得失点差の勝負で決勝トーナメント進出が決まる可能性もあり、むやみな大量失点はさけたいところ。試合後吉田監督は「選手たちはそういうことを知らないだろうが、教えていかなくてはいけない」とも話していた。
最終戦コートジボワール戦は、本番と同じくアフリカ勢とのグループリーグ最終戦となる。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるという状況で、メンバーは初戦と同じものに戻す模様。ここまで2戦を見ている限りコートジボワールは意外にも攻めてこない相手で、引き分けという結果は求めやすいだろう。カナダでのグループリーグのシミュレーションとして、ここは勝利でなくとも決勝トーナメント進出を経験しておきたいところだ。
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6月2日(土)19:00(日本時間26:00) U-21フランス 5-1 日本(Stade Perruc - HYERES)
※40分ハーフ
得点者:18'BONNET(フランス)44'ハーフナー(日本)57'LUIVION(フランス)'60 BOUKARI(フランス)'67 REMY(フランス)、'76FATY(フランス)
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U20ワールドカップへ向けメンバーの組み合わせのテストが重要な目的でもあり、ツーロン国際大会2戦目フランス戦はメンバーを福元洋平(大分)、槙野智章(広島)以外の9人を入れ替えて臨んだ。布陣はいつモノどおりの4-4-2だが、右サイドバックに本来はセンターバックである槙野を置いた変則的な形を敷いた。
結果は既に出ている通り1-5でフランスに惨敗。国際Aマッチデーや、09年のU21欧州選手権の予備予選出場のために一線級の揃わないU21フランス代表とは言え、力の差は歴然としていた。特にフィジカル面において、通ると思ったスルーパスに追いつかれる場面や、競り合いで吹っ飛ばされる場面もあった。青木孝太(千葉)が「相手のスピードに試合中混乱した」と言えば、森重真人(大分)は「相手が強くって、試合が楽しくって顔がにやけてきた」と話す。選手たちもピッチ上で力の差を感じていたわけだ。
試合を終えて見ればシュート数は27-2。圧倒的に攻め込まれる時間帯が長かった。それでも3失点目を喫するまでは引き分け以上の結果を予想させる試合展開に「(初戦のベストメンバーからがらりと入れ替えている)このメンバーでよくやったと思う」と吉田監督は、手ごたえを口にした。
攻められながらも耐えていた前半18分、セットプレーからの流れで最後は右クロスから中央であわせられ、ヘディングシュートを決められる。この際ついていたディフェンダーが転ばされており、駆け引きで負けた格好だ。このまま0-1で前半を折り返すと後半4分、今度はピッチ中央でハーフナーマイク(横浜FM)が相手に押されたところでフリーキックを得る。すばやいリスタートから最後は森重からの縦パスを中央で平繁龍一(広島)が受けターンし、ディフェンスラインのウラへヒールで出したパスがハーフナーに通る。これをハーフナーが追いついて決め同点に。ドイツ戦の再現かと思われたが、地元フランスは一味違った。その13分後、右サイドからのフリーキックを一旦はGKがはじくものの最後は逆サイドでつめられ勝ち越しを許す。するとその3分後にも失点。GKのミスにも見えたこの失点で、選手たちの集中力が音をたてて切れ、試合はこの時点で決着がついたといえる。この後、梅崎司(グルノーブル)、河原和寿(新潟)といった攻撃的な交代も実らず更に2点の追加点を浴びて試合を終えた。
森重に言わせれば「普段試合に出ていないこともあり、体力的に切れたことが一番の問題」と言う。吉田監督は「速さとか強さに慣れてないが、修正能力はある。今日はセットプレーからやられ、ショックで組織が崩れた。粘り強く戦うための意識付けという意味で大会前に経験出来てよかった」と話した。格上相手に、厳しい試合となったことも事実だ。だが、本番では最終的に得失点差の勝負で決勝トーナメント進出が決まる可能性もあり、むやみな大量失点はさけたいところ。試合後吉田監督は「選手たちはそういうことを知らないだろうが、教えていかなくてはいけない」とも話していた。
最終戦コートジボワール戦は、本番と同じくアフリカ勢とのグループリーグ最終戦となる。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるという状況で、メンバーは初戦と同じものに戻す模様。ここまで2戦を見ている限りコートジボワールは意外にも攻めてこない相手で、引き分けという結果は求めやすいだろう。カナダでのグループリーグのシミュレーションとして、ここは勝利でなくとも決勝トーナメント進出を経験しておきたいところだ。
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攻守において無駄な動きやミスも少なく、声もよく出ていた。もちろん、サイドバックが上がったスペースをつかれたり、林彰洋(流経大)が阻止したものの PKを与えてしまう場面もあった。不安要素がまったくないわけではないが、全体を見れば及第点は十分につけられるゲームだった。
そして、もうひとつ。気になるのはメンバー選考。「時間がない。本当はもっと見たい」(吉田監督)というように、この合宿を終えた後21名(トゥーロンは 20名)を選ぶことになる。2、3本目では、チームとしてより個人の動きを見ていたという吉田監督。3本目のラスト20分にはFWの青木孝太(千葉)を左サイドバックで起用するなど、面白い試みをしながら、「特徴がある。将来につながる。ハードワークで攻守ができる選手を全体のバランスを見ながら」(吉田監督)を基準に、21名に世界への切符を渡すようだ。
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そして、もうひとつ。気になるのはメンバー選考。「時間がない。本当はもっと見たい」(吉田監督)というように、この合宿を終えた後21名(トゥーロンは 20名)を選ぶことになる。2、3本目では、チームとしてより個人の動きを見ていたという吉田監督。3本目のラスト20分にはFWの青木孝太(千葉)を左サイドバックで起用するなど、面白い試みをしながら、「特徴がある。将来につながる。ハードワークで攻守ができる選手を全体のバランスを見ながら」(吉田監督)を基準に、21名に世界への切符を渡すようだ。
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千葉が東海大に大勝した。20日に新加入が発表された元セルビア・モンテネグロ代表DFジョルジェビッチは、右ストッパーとして途中出場し、無難にプレー。新居が3得点、黒部、青木が2得点ずつを挙げるなど、FWが活躍した。2年目の青木は「自分が活躍すれば、FWの人たちの刺激になる。自分も若手と思わず、今年が最後という気持ちでやりたい」と話していた。
ニッカンスポーツより抜粋
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ニッカンスポーツより抜粋
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