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3位と4位の直接対決。京都が勝てば順位を上げ、山形が勝てば京都を突き放すことになるという互いに負けられない1戦。前回の対戦では山形の早いプレスに苦しみながらも京都が先制しドロー。果たして今回は決着をつけられるのか、注目だ。
前節、京都は首位・札幌に敗れ勝点差を13にまで広げられた。48試合の内、半分も到達していない段階で勝点差を気にするのは早いが、京都はこの敗戦で大きな「課題」を突きつけられた。
一つはセットプレーでの失点。札幌のロングボールに対して安定した処理を見せていたディフェンスがFKで簡単に失点を喫した、しかも、2失点。徐々に安定を見せ始めてきた守備の「ほころび」、このまま粘り強くこの守備を強化するのか、それとも、早急にテコ入れを図るのか。セットプレーを得意とする山形を相手に美濃部監督がどう守備を建て直すのか。今後の戦いのためにも注目だろう。
そして、札幌の守備に沈黙した攻撃陣。「後半、(高さのある守備を相手に)放り込むボールが多くなってしまった。つなぐパスと長いボールを上手く切り替えたい」と美濃部監督は攻撃の課題を口にした。
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前節、京都は首位・札幌に敗れ勝点差を13にまで広げられた。48試合の内、半分も到達していない段階で勝点差を気にするのは早いが、京都はこの敗戦で大きな「課題」を突きつけられた。
一つはセットプレーでの失点。札幌のロングボールに対して安定した処理を見せていたディフェンスがFKで簡単に失点を喫した、しかも、2失点。徐々に安定を見せ始めてきた守備の「ほころび」、このまま粘り強くこの守備を強化するのか、それとも、早急にテコ入れを図るのか。セットプレーを得意とする山形を相手に美濃部監督がどう守備を建て直すのか。今後の戦いのためにも注目だろう。
そして、札幌の守備に沈黙した攻撃陣。「後半、(高さのある守備を相手に)放り込むボールが多くなってしまった。つなぐパスと長いボールを上手く切り替えたい」と美濃部監督は攻撃の課題を口にした。
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●美濃部直彦監督(京都):
「まず最初に、札幌まで来てくれたサポーターに申し訳なく思う。札幌はストロングポイントが3つあって、そのうちのひとつであるリスタート、そこをしっかり対処しようと臨んだのだが、結果的にそこで2失点したのは残念。次回には絶対にそこでやられないように、やっていきたいと思う。
前半何回か決定的なチャンスがあったなかで、そこでうまく点が取れなかった。で、凡ミスのような失点をしてしまった。あそこはしっかり押さえて0-0で前半を終えないと、先に点を取られてしまっては苦しくなる。最後はいろいろ選手を投入して、後ろを3枚にしてやったのだが、アンドレ、田原という選手が今回ケガで遠征に参加できなかったので札幌の高さのあるディフェンスに対して勝負できなかった」
Q:選手交代の意図は?
「中盤の高さでは西野1枚では難しいというのはわかっていたのだが、なんとか中盤のところでボールを支配したいと思っていた。あと、加藤には突破を指示したのだが、なかなかそこにはボールが入らなかった」
Q:アンドレ、田原という高さのある選手を使えなかったということで、攻撃の組み立て自体には何か変化を加えたのか?
「札幌のスリーラインの間でボールを受けるように指示していた。徳重であったり、倉貫であったり、スリーラインの間でボールを受けてそこからラストパスを出すように、と。バックラインからボールを入れても跳ね返されるので、スリーラインの間で受けて、そこから背後に、という動きを指示していた。出来ていた部分もあるが、結果としては得点につながらなかった」
Q:パウリーニョのところにうまくボールが回らなかったが?
「パウリーニョに関しては、今回はスリーラインの間で受けるというより、相手の背後に飛び出すよう指示していた。ただやはり、なかなか一発で飛び出すというのは難しく、彼にチャンスボールが回ってこなかったという印象」
Q:前回対戦したときと、今回とでの札幌の印象の違いは?
「守備が堅く感じた。あと、前の2人が非常に脅威に感じた。長いボールが多いが、それにしっかり絡んでくる。守備はよくブロックができていて、クロスボールへの対応も堅いという印象があった」
以上
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「まず最初に、札幌まで来てくれたサポーターに申し訳なく思う。札幌はストロングポイントが3つあって、そのうちのひとつであるリスタート、そこをしっかり対処しようと臨んだのだが、結果的にそこで2失点したのは残念。次回には絶対にそこでやられないように、やっていきたいと思う。
前半何回か決定的なチャンスがあったなかで、そこでうまく点が取れなかった。で、凡ミスのような失点をしてしまった。あそこはしっかり押さえて0-0で前半を終えないと、先に点を取られてしまっては苦しくなる。最後はいろいろ選手を投入して、後ろを3枚にしてやったのだが、アンドレ、田原という選手が今回ケガで遠征に参加できなかったので札幌の高さのあるディフェンスに対して勝負できなかった」
Q:選手交代の意図は?
「中盤の高さでは西野1枚では難しいというのはわかっていたのだが、なんとか中盤のところでボールを支配したいと思っていた。あと、加藤には突破を指示したのだが、なかなかそこにはボールが入らなかった」
Q:アンドレ、田原という高さのある選手を使えなかったということで、攻撃の組み立て自体には何か変化を加えたのか?
「札幌のスリーラインの間でボールを受けるように指示していた。徳重であったり、倉貫であったり、スリーラインの間でボールを受けてそこからラストパスを出すように、と。バックラインからボールを入れても跳ね返されるので、スリーラインの間で受けて、そこから背後に、という動きを指示していた。出来ていた部分もあるが、結果としては得点につながらなかった」
Q:パウリーニョのところにうまくボールが回らなかったが?
「パウリーニョに関しては、今回はスリーラインの間で受けるというより、相手の背後に飛び出すよう指示していた。ただやはり、なかなか一発で飛び出すというのは難しく、彼にチャンスボールが回ってこなかったという印象」
Q:前回対戦したときと、今回とでの札幌の印象の違いは?
「守備が堅く感じた。あと、前の2人が非常に脅威に感じた。長いボールが多いが、それにしっかり絡んでくる。守備はよくブロックができていて、クロスボールへの対応も堅いという印象があった」
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Jリーグ2部(J2)第19節(2日・札幌厚別公園競技場ほか=6試合)京都サンガFCは0-2で首位札幌に敗れ、4連勝を逃した。順位は4位のままだが、札幌との勝ち点差が13と広がった。札幌は6連勝で勝ち点を42に伸ばした。
仙台は湘南を2-1で下し、勝ち点32で2位。山形は草津と1-1で引き分けて3位。福岡は徳島に2-1で逆転勝ちした。東京Vは愛媛に0-1で敗れ、連勝は3でストップ。鳥栖は1-0で水戸に勝った。
【評】サンガは、堅守を誇る札幌の狙いにはまり、0-2で完敗した。
立ち上がりから何度か好機をつかみながら前半37分、札幌のFKからゴール前で守備陣の呼吸の乱れを突かれて失点。後半はサンガの攻勢に出たが、札幌はリスクを冒さず守備を固める。同17分、FKで再び失点。最後は3バックで追い上げたがゴールは遠かった。
■サンガ、「お見合い」のスキ突かれ失点
前半37分、札幌がFKから上げたクロスがゴール前に落ちて弾んだ。DF角田は誰かの「キーパー」という声に反応してしまい、クリアせずにゴール前に体を入れた。角田とGK平井が「お見合い」となった一瞬のすきに、左から飛び込んだ札幌FW中山に押し込まれて痛恨の失点。平井は「『キーパー』は僕しか言ってはいけない言葉。意思疎通をシビアにしないと」と角田をかばった。1ゴール逃げ切りを得意とする札幌に絶対に与えてはいけない先制点を許してしまった。
札幌は最初から守備を固め徹底したカウンター狙いで臨んできた。リードするとさらに顕著になり、8人で守ってリスクは冒さない。サンガは反撃のために後半、MF斉藤、MF加藤らを投入したが、ロングボールはことごとく札幌DF陣に弾かれた。MF倉貫は「ロングボールばかりでサイドの展開が少なかった」と単調な攻撃を悔やんだ。
FWアンドレ、FW田原ら185センチ前後の2人が負傷離脱し、高さの迫力が薄れたことも響いた。札幌は180センチ以上の先発がDF4人を含む7人、それに対しサンガは4人。美濃部監督は「札幌の長身DF陣に高さで勝負できなかったのが残念」と嘆いた。前線で高さのあるのは183センチのFW西野1人だけではロングボールも支配しきれず、逆にFKから2失点する原因となった。
前半の2度の決定機が悔やまれる。西野の惜しいボレーシュートなど、攻撃陣がうまくつないで札幌守備を完全に崩していた。MF徳重は「(敗因は)決定機にゴールできないところ」と話す。
3連勝でストップするのは今季2度目。4位にとどまったが、札幌との勝ち点差は13に広がった。どう追い上げるのか。守備を安定させ、早く得意な攻撃の型を作り上げたい。次節で山形を倒せば3位浮上も可能だ。
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仙台は湘南を2-1で下し、勝ち点32で2位。山形は草津と1-1で引き分けて3位。福岡は徳島に2-1で逆転勝ちした。東京Vは愛媛に0-1で敗れ、連勝は3でストップ。鳥栖は1-0で水戸に勝った。
【評】サンガは、堅守を誇る札幌の狙いにはまり、0-2で完敗した。
立ち上がりから何度か好機をつかみながら前半37分、札幌のFKからゴール前で守備陣の呼吸の乱れを突かれて失点。後半はサンガの攻勢に出たが、札幌はリスクを冒さず守備を固める。同17分、FKで再び失点。最後は3バックで追い上げたがゴールは遠かった。
■サンガ、「お見合い」のスキ突かれ失点
前半37分、札幌がFKから上げたクロスがゴール前に落ちて弾んだ。DF角田は誰かの「キーパー」という声に反応してしまい、クリアせずにゴール前に体を入れた。角田とGK平井が「お見合い」となった一瞬のすきに、左から飛び込んだ札幌FW中山に押し込まれて痛恨の失点。平井は「『キーパー』は僕しか言ってはいけない言葉。意思疎通をシビアにしないと」と角田をかばった。1ゴール逃げ切りを得意とする札幌に絶対に与えてはいけない先制点を許してしまった。
札幌は最初から守備を固め徹底したカウンター狙いで臨んできた。リードするとさらに顕著になり、8人で守ってリスクは冒さない。サンガは反撃のために後半、MF斉藤、MF加藤らを投入したが、ロングボールはことごとく札幌DF陣に弾かれた。MF倉貫は「ロングボールばかりでサイドの展開が少なかった」と単調な攻撃を悔やんだ。
FWアンドレ、FW田原ら185センチ前後の2人が負傷離脱し、高さの迫力が薄れたことも響いた。札幌は180センチ以上の先発がDF4人を含む7人、それに対しサンガは4人。美濃部監督は「札幌の長身DF陣に高さで勝負できなかったのが残念」と嘆いた。前線で高さのあるのは183センチのFW西野1人だけではロングボールも支配しきれず、逆にFKから2失点する原因となった。
前半の2度の決定機が悔やまれる。西野の惜しいボレーシュートなど、攻撃陣がうまくつないで札幌守備を完全に崩していた。MF徳重は「(敗因は)決定機にゴールできないところ」と話す。
3連勝でストップするのは今季2度目。4位にとどまったが、札幌との勝ち点差は13に広がった。どう追い上げるのか。守備を安定させ、早く得意な攻撃の型を作り上げたい。次節で山形を倒せば3位浮上も可能だ。
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J2の京都が新体制で、上位進出を狙う。専務取締役の加藤久チーム統括(51)が総監督を兼任することが15日、分かった。フロントとチームの一体化を図る狙いで、今後も美濃部監督に指揮を任せるが「グラウンドに出やすくなったから」と選手にも直接指導する構え。ベンチ入りについても「今すぐにはないが、状況に応じて必要があれば」と“緊急出動”の可能性を示唆した。
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サッカーJリーグ2部(J2)の京都サンガFCは14日、専務取締役の加藤久チーム統括がトップチームの総監督を兼務することを決めた。元日本サッカー協会強化委員長などを歴任した豊富な指導経験を現場に一層生かすのが狙いで、トップの体制を強化して現6位の低迷からの脱却を目指す。
これまではチーム統括として育成組織も含むクラブ全体の現場を総指揮し、トップチームには視察と助言にとどまっていたが、「現場でより近く働けるよう、肩書を変えて選手との距離感を縮めた」という。美濃部監督は従来通り指揮を執り、加藤総監督はコーチ陣や選手たちのアドバイザー役となるほか、練習相手も買って出る。
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これまではチーム統括として育成組織も含むクラブ全体の現場を総指揮し、トップチームには視察と助言にとどまっていたが、「現場でより近く働けるよう、肩書を変えて選手との距離感を縮めた」という。美濃部監督は従来通り指揮を執り、加藤総監督はコーチ陣や選手たちのアドバイザー役となるほか、練習相手も買って出る。
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