地雷除去へフットサル大津のNPO法人8月に大会、収益を充当

biwafoot

2007年07月24日 22:40

 地雷で子どもらが足を失わないようにフットサルで支援しようと、環境保護などに取り組む大津市のNPO法人(特定非営利活動法人)「笑国(えこ)」が8月18日、湖南市内でフットサル大会を催し、収益金をカンボジアの地雷除去に充てる計画を進めている。「子どもが思いきって地面を駆け回れるようになれば」としている。

 代表の山本孝子さん(41)=同市桜野町=は、内戦でカンボジアには多くの地雷があり、子どもが遊んでいる最中に足を失うなどの現状を、現地で支援にあたる大学生から聞いた。若者に関心をもってもらいたいとの理由でフットサルを思いつき、県フットサル連盟の香月芳晴会長(58)の協力を得た。

 大会はフットサル滋賀石部スタジアムである。24チームが6ブロックに分かれ、予選リーグを戦い、各ブロックの1位など8チームが決勝リーグに進む。参加費は1万3000円で、審判の人件費や会場の照明代を除いた分を、現地で病院や学校設置に携わる東京のNPO法人を通じて現地に送る予定だ。
 海外で地雷除去の活動をする「テラ・ルネッサンス」(京都市伏見区)によると、カンボジアでは、主に内戦中に推定400万-600万個の地雷が埋められた。安全な土地にする費用は1平方メートル当たり100円という。問い合わせは、県フットサル連盟TEL0748(77)5170。
京都新聞より抜粋
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